ゴミ女と呼ばれた私が片づけられるようになるまで

ずっと片づけられないことで悩んできたけど、もう片づけで悩まない!かわる!と決めました。

片づけの魔法

ある時

魅惑のタイトルの本を見つけた。

 

「人生がときめく片づけの魔法」

 

なんだ、これ!!

 

私はすぐにその本を買い

家に帰ってすぐ

取り憑かれたように読んだ。

 

読み終わってすぐ

その本の作者にメールをした。

 

「助けてください。

我が家へ来ていただけませんか?」

 

ほどなくして作者の方から

お返事がきた。

 

「大変申し訳ないのですが

知り合いの紹介で

もう予約がいっぱいです。

もうすぐ魔法の片づけ学校を開校するので

是非そちらへいらしてください。」

 

なんと!

人氣で我が家へは来ていただけないのか。

残念無念。

 

片づけの学校って

そっかー・・・

 

その後

メールマガジンに登録していたので

あるお茶会の募集がかかった瞬間

私はそのお茶会の参加を勝ち取った。

 

あるビルの一室。

そこには

7〜8人の参加者と

作者とそのお弟子さんがいた。

お茶とケーキを出されて

お話を聞いた。

 

そして

家の間取りを持ってくるように

言われていたので

その先生へ見せると

「お宅はこの場所を一番に片づけてください」

と廊下の物入れを指差された。

確かにそこは

色々なものが詰まっている物置きだった。

 

そこで私は思った。

「あ、この人もう見えてるな」と。

 

今ならもうオフレコかな。

モノが喜んでいるか

悲しんでいるかが見える

と言っていた。

 

妖精のような容姿だけど

まさに妖精だった。

 

私はここでも

片づけられるようにならなかった。

どんなに外で興奮して帰っても

帰宅すると一瞬で萎む。

 

家が逆パワースポットだったのだと思う。