ゴミ女と呼ばれた私が片づけられるようになるまで

ずっと片づけられないことで悩んできたけど、もう片づけで悩まない!かわる!と決めました。

ショックだったこと

その日は

子どもたちを連れて

初めてキッザニアへ行った。

 

夫も一緒に行ったが

子どもの面倒は見ずに

ずっと親が待つコーナーのところで

座って本を読んでいた。

 

私は早朝から

ずっと立ちっぱなしで

子どもたちを見ていたので

さすがに疲れ切ってしまい

夫に

「少しだけ交代してくれない?」

と頼んだが

「無理」

と言われた。

 

結局その日は一日中

立ちっぱなしで

子どもたちの様子を見守っていた。

 

帰宅して

寝ていた時

急に心臓がバクバクしてきて

手足が冷たくなって

頭もスーッと冷たくなって

息ができなくなった。

 

「え?私は死ぬの?」

と怖くなり

寝ている夫に

「心臓が苦しくて脈がすごく早い」

と助けを求めたけれど

「そのうち収まるよ」

と眉間にシワを寄せて言われた。

 

このまま死ぬかもしれない!

 

その時に一番に思ったのは

「子どもたちのこと」

ではなく

「実家の両親のこと」

でもなく

 

「私は片づけられないまま、死ぬんだ」

ということだった。

 

とてもショックだった。

私はいつか死ぬ時に

「片づけられなかった」

と思って死ぬのか。

そんなの嫌だ。

 

その後

夜中にリビングへ行き

テレビをつけて

何とか自分を落ち着けようとした。

虚しかった。

 

そうか

やっぱり私は

片づけられない女

なのだ。

 

このまま死ぬのは

絶対嫌だ。

そう思った。